ヤマハグレードと実際の演奏
エレクトーンを習っていた頃は、先生と言えば当然、レッスンで教えてくれる目の前の先生です。そして、幼い頃からずっと続いていた「レッスンに通う」という習慣が
します。もちろん、その時点で先生に近いレベルで終了していたならば、自分の技術でそれなりに弾いていくこともできるでしょう。
恐らく、エレクトーンをやってきて上級の腕前ということになれば、ヤマハ演奏グレードの5級ということになるのでしょう。ヤマハで講師などをするためには、最低限、この5級の資格がなければなりません。もちろん、他に指導者グレードという資格も必要なのですが、端的に言って、
グレード5級を持っていれば、その程度の実力は持っている
という判断になります。
ネット上の先生たち
Youtubeに演奏動画をアップしている人たちも、5級以上を持っているか、もしくはそこに挑戦しつつ破れた人がほとんどではと思います。ただ、5級というのは単に楽譜の内容を弾くという能力だけではなく、
アレンジや作曲などの総合的な力
も必要になります。演奏能力に関してだけを見るのであれば、ぶっちゃけ、演奏が上手であればうまい人、ということになるでしょう。
現実世界には
プロとしてのエレクトーンプレーヤー
は全国各地にいます。そして、昔はニコ生に、今はYoutubeに、
先生として仰ぐプレーヤー
がたくさんいます。
[Takayuki Takase] Dazzling / Casiopea をエレクトーンで演奏してみた♪
[jackie0520] ルパン三世’80 Lupin the 3rd ’80 エレクトーン
[Motohiro Nohara (taiyo1118)] Can’t Take My Eyes Off Of You (君の瞳に恋してる)
エレクトーンの演奏をあまり見たことのない方でも、彼らの演奏は素晴らしいと感じるでしょう。
Youtube演奏動画を見始めたころに、このお三方の演奏は素晴らしいと思いました。検索上位にあがっていることはもちろんのこと、演奏は完璧です。何より、
人を魅了する演奏、
技術以上に何か
を感じるところがあります。やはり、エレクトーンをこよなく愛しておられるんだろう、というところに行き着きました。目指すところはこの視点かなと。
そして、次世代の演奏
[826aska] 【情熱大陸】 エレクトーン演奏
エレクトーンの演奏動画を語る上で、知らなかったら…という存在が、彼女。この動画は3年前になりますので、録画当時、
小学生!これだけ弾けるのか!
と思ったのですが、確かに小学生でコンクールの上位者というレベルで考えれば普通レベルなのかなと。すごいのは、Youtube動画で注目されすぎてテレビなどのメディアに出るようになったことですね。
自分の子供がこれくらい弾けるようになったら、むしろそちらのほうがYoutubeへ載せるにも張り合いがあるかなとも思っています。
完成度の高さ
当然と言えば当然なのですが、演奏動画なだけに、
完成度もレベルも高い世界
です。コンクールなどの一発勝負であれば、当日の体調なども影響しますし、ベストな演奏ができるとは限りません。動画の場合は、Take2、Take3、…と繰り返すなかでベストな演奏にすることができるので、
がより必要とされます。
~続く~