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続、演奏を失わないために

新しい曲の練習と過去の曲

過去に弾いた曲の中でも、手に残る曲と残らない曲が当然あります。当時は一生懸命練習したとしても、弾かなくなればいつしか…感覚を失います。少し前までは何を考えずとも弾けたものが、弾けなくなる瞬間。暗譜で弾いていればなおさらのことです。

さかのぼればFS時代の曲も弾いている一方、比較的最近弾くようになった曲であっても、弾けなくなることがあり、体が覚えているものというのはなかなかすごいと、改めて感じています。演奏技術は確実に落ちていますから、練習で維持してカバーしなければならないのに、それを怠っていれば当然とも言えます。

残るものと残らないものの境目

レベルが低い楽曲は練習せずとも、何となく弾けてしまいます。ある意味、当然ですが、5級レベルの弾く力があれば、6~7級の曲は容易です。FS時代の曲が残っているのは易しめの曲が多いのは確か。幼いなりにしっかり練習して覚えてきたこともあるでしょう。曲調が分かっていれば、コード進行を考えればだいたいコードが分かるのも大きいです。このあたりは、大人になってから身に着けたコード理論がカバーしているのも大きそうです。

それがよく分かるのが、テンションコードが多用される曲。しっかり弾いていれば体が覚えていますが、一度忘れてしまうと思い出すのはなかなか困難…弾いている途中で思い出すことがかなり難しく、そこが影響しているように思います。速弾きのフレーズがついてこないのは技術的な問題や練習不足が原因ですが、コードが分かってもベースとの分離コードなどもありますし。

 

時間の不足、余裕の不足

自分の演奏を忘れないために、何とかつないでいるというのが正直なところで、余裕を持ってエレクトーンにも臨めた時期が懐かしいです。まずは現実を打開しつつ、時間的にももっと余裕がほしいところ。弾きたい曲はあるので、今までの曲を何とか維持しようと…というルーティーンから抜け出す日を見据えつつ。