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オリジナルの楽曲を作り上げるためには?

コロナ禍の新しい試み

すっかり生活様式が変わり、予想もしなかった環境の変化があったのはもう一年以上からのことです。外出もせずに家にいる時間が長くなるということは、エレクトーンに接する時間が増えても不思議でないわけで、新しい曲にチャレンジするなど、ある意味、時間を費やすことができました。その裏で、悲願の「あれ」を成そうという気持ちは一杯でした。あれというのは…30年以上に軋轢を生んだ「作曲」、オリジナル曲です。当時、5級へのステップとしても発表会へのチャレンジとしても、オリジナル曲には挑戦していましたが、いかんせん、作曲の知識もなく、技量もなく、中途で挫折すること数回。とにかく、自分がエレクトーンを習っている中で、一番の苦手分野とも言えるところです。自身の音楽への姿勢も変わるでしょうし、過去の軋轢をいつかは解消しなければならないと思っていたからです。

当時との違い

一番の違いは、音楽理論です。当時はグレードの従ってのそれなりの理論は分かっていたつもりですが、具体的に理論的なことを勉強したわけでもありません。正直、意味が分からずに覚えていたことも数多く、その理論的なことは大人になって改めて知ったことが圧倒的に多いです。そのベースがなければ一つの曲にまとめるということは難しいのではと思います。大人になって、コード進行やそれぞれの機能を学んでみると、実に知らないことだらけ。こういう土台なしには一言に作曲とは言っても難しいのではとさえ思います。

モチーフはいくつか

割とモチーフになるものは頭に浮かぶことも多いです。携帯にメモしておくこともあり、それぞれを連結したら、2~3種類の楽曲になりそうな手ごたえはありました。結局、2つに絞ったものの、一方はボツ、明るめの曲で6割くらいはまとまったものの…そこからをまとめるモチーフがまとまりませんでした。最後の一曲が頼みの綱。他の曲の転調のモーションを借りつつ、何とか一つの曲に仕上がりました。これは本当に快挙です。人生初の作曲の完成、ここまで繰り返してきた挫折を全て返しても余りあるものです。

コロナ禍の先が見えない時期

まさに、その時期を表現するような曲です。唐突に現れた苦境から逃れる道が見えないというのがトータルのイメージです。興味があれば聞いてみて下さい。

Not in Sight ~先の見えないコロナ禍の先~

本来、モチーフとしてはもう少しあったので、その他の曲についても形にしたいというのが本音です。時期を見つけてトライしたいですね。

余裕のない空虚感

とは言え、様々な環境の変化からエレクトーンにから1か月以上離れている現状。1か月弾かないからと言って全く弾けなくなるわけではありませんが、音感も相当鈍ってきている頃です。音楽に真正面から取り組めるように、生活を変えていかないといけないところです。