幼児科の最後の時期に決断すべき内容
ヤマハに通うようになるのは、ほとんどの場合、幼児科から入ることになります。3年保育で言うと、年中年長の2年間にあたります。
幼児科の前の段階の音楽なかよしコースなどの4才未満向けのコースもありますが、
基本的にはそこから幼児科へ進級
します。普通に考えて、ヤマハの特徴である「幼児期の音楽教育」ということからすると、
幼児科を通過しないのはやはりもったいない、
という感じもします。
ただ、小学生になってから音楽をやりたいというお子さんも当然いらっしゃるでしょう。そういう場合は、ジュニアステップコースなどもありますので、
1から学ぶことも可能
です。この場合、グループレッスンを組むことが難しい場合もありますので、最初から個人レッスンという可能性もあります。
J専の特徴
幼児科の卒業後、ジュニア科は大きく3つに分かれます。
その中での最高峰、ジュニア専門コースはこちら。
http://www.yamaha-ongaku.com/music-school/music_school/promotion/junior_expert_course/
指標となっているのは
創造的で豊かな表現力
ということのようです。
専門コースの英訳がいいですね。
EXPERT_COURSE
です。
まさしくエリート教育をしていくということですね。
とりあえず、J専を1年通過すると、このくらいになるようです。
[yukarisa00] 2015.03.15 発表会 J専1年目(小1) アシタカせっ記
J専のレッスン
J専の授業は、
通常クラスの2倍くらいのスピード
で進んでいきますので、最初はそれについていくのがかなり大変です。
親子ともども、心して臨まないと
いけません。幼児科のようにのんびりはしていられません。ちょうと1年経って、進度に慣れてきたころの演奏でしょう。
演奏技術はもちろんのこと、
基本的な楽曲の知識を学びつつ、
アレンジ、モチーフ、作曲
と流れていきます。ここが通常クラスとは大きく違うところでしょう。
※通常クラスではアレンジまでが一般的。
2年目以降の演奏
J専の2年目以降は、
芽が出始める頃。
コンクールの入賞者は、技術に関してはもう十分なくらいです。
[Sachiko Yamao] 小組曲より バレエ ドビュッシー J専2年目
[鍋谷毅] 150322 YAMAHA JEF全店大会 金賞 「大和」 J専3年・小3
ピアノ専攻かエレクトーン専攻か
ブログの内容がエレクトーンなので、エレクトーン演奏を取り上げました。もちろん、ピアノ専攻のJ専の演奏は素晴らしいものです。
J専のメンバーのうち、
7割くらいはピアノ専攻
と言われています。J専以外の通常クラスのメンバーにおいても同じことが言えますし、地域によっては9割がピアノで、エレクトーンはほんの一握りだったりします。逆に考えると、エレクトーンでJ専に進むというのは、
非常に目立ちます。
だからこそ、挑戦しがいのあるものではないかと思います。
みんながピアノをやっているからピアノ、ではなくて、
で間違いないと思います。やっぱり音楽は楽しくなければ続きません!
もちろん、
お子さんが興味を持っている
ってことです。親はあくまでもサポーターです。