向谷氏の独壇場
今年の楽器フェアでも、ヤマハのブースではエレクトーンが主役だったのか。ちょうど、
12月発売予定のELC-02ステージアカジュアルモデルの発表
もあり、ステージでも活躍をしていた。
2年前の前回に続き、今年もニコニコ生放送で流れたのだが、しばらくは向谷氏とあだっちゃんのコンサート会場。エレクトーンアンサンブルのコンサートも悪くないなという印象。
[Youtube削除済]
[shiminjichi 3rd]<向谷実>「ソラドレ作曲編」 YAMAHA STAGEA in2016楽器フェア
そのあとで、
唐突に始まる引き捨て。
お題をもらって、その場で曲を作るという、究極の即興演奏が始まる。向谷氏のニコ生では、お決まりの流れということで。
お題は
「ソラドレ」。
いつもの流れで、曲が作られていくのかと思いきや、半分は音楽理論の解説と会場との呼応。鉄道ネタを絡めながら、素晴らしい演出だったのでは。風邪でハスキーボイスになっていたあだっちゃんも、流れについていくのが大変そうに見えた。昨年の「ハラミ」「ドミソ」「レレレ」と共に、
作曲や即興演奏の学習にもなる
ことだろう。
コラボ
別のセッションでは、
向谷氏とドン・グルーシン氏のコラボ
のイベントが行われた。
[Mitsu Channel]2016 楽器フェア 向谷実 × DON GRUSIN YAMAHA STAGEA スペシャル・ステージ
ドン・グルーシン氏は、世界的にも知られたキーボーディストであり、
日米を代表するキーボーディストがコラボレーション
をするというイベントになった。とはいえ、2人は以前から交友があり、今回も向谷氏に粋なプレゼントを渡したとのこと。セッションでは、向谷氏が所属していたカシオペヤのナンバーを数曲演奏。しかも、キーボーディスト2人がエレクトーン(このときはELC-02)を向かい合って演奏するという貴重な機会となった。
ヤマハの他の楽器出展
ヤマハの出展情報を見る限りは、今年の押しとなっているのは、シンセサイザー・ギター・ドラムということになる。
楽器フェア2016 ヤマハブース出展情報
ギターのデモもかなり行われたようだ。また、スペシャルライブも多く企画され、向谷氏、ドン・グルーシン氏をはじめ、ギター、ドラムと金管楽器のスペシャリストが勢ぞろいしてのホールイベントも行われた。
まとめ
2年の一度の楽器フェアには、ヤマハも相当力を入れています。特に、
モデルチェンジなどを意図的にこの時期にもってくる
ことも多く、今回のエレクトーンELC-02もその一つとして数えられるでしょう。
何より、楽器に触れることももちろんながら、その楽器を操るスペシャリスト達が勢ぞろいすることにより、その価値は大きくなっているように思います。エレクトーン以外のところはあまり詳しくは分かりませんが、今後のヤマハにも期待していくことができそうです。