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久しぶりに耳コピから楽譜を書いてみた(光と風の四季 ~NHK小さな旅テーマ曲~)

耳コピからの楽譜を作成する条件

まずエレクトーンで弾ける楽譜にならなければ、自分にとってはあまり意味がないです。要は3段楽譜に落とせるかですね。基本はメインメロディと伴奏なので、メロディとコードを取れれば形にはなるのです。ただ、それだけでは…全音符で弾いてみてもおもしろくはありません。原曲らしくリズム刻むのもよし、アカンパニメントに任せるもよし、それぞれです。

どれだけ手抜きができるか

最近考えるのはこれですね。どこで手抜きできるかは曲次第ですが…

・楽譜を買う…これが一番楽。自分の好きなアレンジの楽譜があり、レジストも販売されていれば、あとは練習するだけです。ただ、それほど有名でない曲はエレクトーン譜にはなっていませんし、レジストもいまいちかな、と思うものもあります。

・楽譜を探す…ギター譜やピアノ譜はネット上を探せば出てくるものです。メロディやコードは確認もできますし、コードは勉強にもなりますね。解釈が違えば他のコードを使う方もいますし、特にテンションコードは省かれている場合も多いです。

・左手、ベースの手抜き…アカンパニメントとABCが既存のものを利用できるとなれば、そこに任せるだけでもOKです。弾いてる感は出ないですが、聞ける曲にはなると思います。

課題はソロパートの上下鍵盤受け渡し

メロディが伸ばす音になっているときに、サブメロディが歌うのはよくあることです。これを左手で実現するのか、もしくはソロパートを下鍵盤に回すのかは、楽譜を作る上でのキーにもなります。この曲の場合、左手はアカンパニメントに任せることにしたので、全音で左のトップの音を取れば、その間のサブメロディを右手で演奏することは可能です。

ただ、行き来が割と多く、どうしても連続的な音が切れてしまうのが難点です。無理のないコードだったのでとりあえず、コードの転回だけで難を逃れました。

あとは、リードスライドでしょうか。連続音の場合は2ndExpを使うことが多く、リードスライドは使ったことがありませんでしたが、2ヶ所とも適用しています。

エレクトーン譜は基本4分、5分、長くても6分以内のものが多いですが、これだけ短い曲に手を出したのは初めてかもしれませんね。